「文字系システム変数」の記事一覧

文字の表示が四角になる

オートキャド(AutoCAD)を使って図面を書く際には、文字をたくさん記入することになります。
これは何度も書いている気がしますが、恐らく実際に図面を書いている方なら分かると思います。
そうすると、画面上に文字がたくさん表示されることになる訳ですが、その文字が画面上に表示されなくなってしまう場合があります。
もう少し具体的に書くと、文字が文字ではなくなり、文字の外形がラインで表示されるだけの状態に。
つまり、文字が画面上で全部四角形に見える、という状態です。
これは実際にやってみるとよく分かりますが、非常に作業がやりにくい状態なんです。
やはり文字はそのまま表示されていないと、ということで、今回紹介するのは文字の画面表示をコントロールするシステム変数です。

文字が白抜きになる-2

オートキャド(AutoCAD)を使って文字入力をした際に、印刷したら文字が白抜きになる。
こんなトラブルを解消するシステム変数を紹介……とか思っていたら、フォントの簡単な説明で前回は終わってしまいました。
ただ、これらのフォントについて知っておかないと、今回紹介するシステム変数もあまり意味がありません。
ついでにという訳ではありませんが、この際フォントとその使い分けについても覚えてしまいましょう。
今回紹介するシステム変数は、印刷した文字を白抜きにするかどうかをコントロールするものです。
このシステム変数で影響を受けるのは、前回説明したフォントのうちどちらになるでしょうか?

文字が白抜きになる-1

オートキャド(AutoCAD)で文字を入力して印刷したら、画面のイメージと印刷結果が全然違うことがあります。
具体的に言うと、画面では塗りつぶされていた文字が、印刷をしてみると白抜きになっていた、という感じに。
文字は図面の中にたくさん配置されることが多い為、文字の印刷結果で図面の雰囲気がかなり変わってきます。
思ったような印刷結果にする為に、今回は文字の塗りつぶしをコントロールするシステム変数を紹介します。
ただしその前に、オートキャド(AutoCAD)には二種類のフォント(字体)が存在する、ということを知っておかないといけません。
まずは簡単にそのあたりを説明してから、システム変数の設定に進んでいきましょう。

MIRRORで文字が反転してしまう

今回紹介するのは、オートキャド(AutoCAD)のコマンド「MIRROR」に関連するシステム変数です。
MIRRORというのは英語で「鏡」を意味していて、機能はその意味の通り、オブジェクトを鏡像化するというものです。
図面というのは、その種類によって、何を作図するかによって多少は違いますが、には左右対称のものが数多くあります。
そうした図形を作図するのに、半分作図してそれを鏡像化する事ができるMIRRORコマンドは非常に使い勝手の良い機能なんです。
ただ、オートキャド(AutoCAD)はちょっと頭が固いので、文字を鏡像化した場合の処理をあらかじめ指定しておく必要があるんです。
それが今回紹介する「MIRRTEXT」です。

文字関連のシステム変数

このカテゴリでは、「文字」に関連したシステム変数を色々と紹介していきたいと思います。

オートキャド(AutoCAD)を使って図面を作図する上で、文字は非常に重要な要素です。

図面の中では、寸法と並んで最重要項目と言っても過言ではありません。

だって、文字が書かれていなければ、図面は基本的に線とか円の図形だけになってしまいますから。

それでは何がなんだか分からないので、「この線にはどんな意味がありますよ」とかを文字で補足する訳です。

その補足がないと、図面がきちんと図面として成り立たなくなってしまう。

それくらい重要な要素である「文字」に関連して、様々な設定を説明していきたいと思います。

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