「操作系システム変数」の記事一覧(2 / 2ページ)

通常のオブジェクトスナップ

オートキャド(AutoCAD)を使って図面を書く際に、非常に重要な機能であるオブジェクトスナップ。
前回はどんなスナップ点にするか、という設定をコントロールするシステム変数「OSMODE」を紹介しました。
なんだかカタカナばかりの文章になってしまい、ちょっと分かりにくいかも知れませんが……
無理やり漢字とかに変換しても、結局はさらに分かりにくくなるだけなので、このままの表現で説明を続けますね。
前回は色々な数値を例に出して、スナップ点を指定する合計の数値について説明をしました。
でも気になるのはその使い方ではなく、実際に数値を入力して設定を切り替える手法が使えるのか、という部分ではないかと思います。
難しい設定とかコマンドを知っていても、それが実務レベルで利用価値がなければ、知っていても意味がありません。
ということで。
一般的にオブジェクトスナップの設定をどのように使うのか、そしてOSMODEはどのように活用するのか
今回はこのあたりについて説明をしていきたいと思います。

OSMODEに入る数値の法則

オートキャド(AutoCAD)を使って作図をするには、オブジェクトスナップ機能が欠かせません。

ということで、前回はオブジェクトスナップの点をコントロールするシステム変数を紹介しました。

ただ、そういうシステム変数がありますよ……という話で終わってしまい、具体的な説明は「続く」でした。

今回はその続きということで、このシステム変数「OSMODE」がどんな設定なのかを具体的に紹介します。

オブジェクトスナップの設定

オートキャド(AutoCAD)の操作に関するシステム変数を紹介する、ということでまずはどれにしようか……

とか思ったら、意外に地味なヤツしかないような気がしてきました。

地味なシステム変数というのは具体的にどういうこと?

その反対に、派手なシステム変数もあるの?

とか、細かい事を聞かれると困るんですけど、幾つかピックアップしたのはどれも「え、それだけ?」って言われそうなものばかり。

もっと「おお、これは便利ですね」みたいなヤツがあれば良いんですけど、なかなかそう言う派手なのはありません。

現実は地味なモノの積み重ねなんです。

……と言うことで、設定は地味ですけどちょっと作図環境を改善する、みたいなシステム変数を色々と紹介します。

まずはオートキャド(AutoCAD)が持つ作図機能の基本、オブジェクトスナップの設定から取り上げてみましょう。

操作をスムーズにする為に

このカテゴリでは、オートキャド(AutoCAD)を実際に操作する際に役立つシステム変数を紹介します。

実際に「オートキャド(AutoCAD)の操作」とかいうと、文字を入力するのも寸法を書き込むのも操作ではありますが……

ここでは線を引いたり円を描いたり、作図した図形を編集したりする操作に関わるシステム変数に注目します。

文字や寸法というのは、図面を構成する上で非常に重要な要素です。

だから別カテゴリに分けて説明をしている訳ですが、線を引いたりする作業が重要ではない、という事ではありません。

線があってはじめて文字や寸法が生きてくる、という意味で、文字と同じくらい重要な要素と言えるでしょう。

まあ仕事で図面を書く訳ですから、重要ではない要素をわざわざ書くことはしないので、どれも重要なのは当然なんですけども。

お互い少しずつ違う重要性を持っているということで、この際全部覚えておくことをお勧めします。

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